スタッフレポート
旅行ガイド向けセミナー 2025(12/12)開催 「自然と歴史の宝庫・紀伊半島 潟見の浦と詠まれた景勝地 和歌山県加太&古くから神仏坐す修験道の聖地 奈良県吉野の魅力」
12月12日、TKP東京駅カンファレンスセンターとZOOM配信のハイブリッドで旅行ガイド向けセミナーを開催しました。
まず、協議会からお薦めの6つのコースを紹介。
次に総本山金峯山寺寺史研究室室長兼文化財主任の池田淳氏より「吉野動く!聖地変容!」と題し、飛鳥・奈良時代から時代とともに移動していった吉野の聖地として変容と魅力について語っていただきました。
休憩をはさみ、加太観光協会会長の稲野雅則氏から「加太の魅力」について、色々な角度から語っていただきました。
株式会社インプリージョンプロデューサの森なおみ氏は、ガイドの立場から和歌山のお薦めスポットについて、一般財団法人関西観光本部事務局次長の野村昌彦氏からは「万博プラス関西観光推進事業と万博以降について」として、関西観光本部を中心に取り組まれている活動内容やガイド向け研修動画について。
最後に2027年に関西で開催されるワールドマスターズゲームズについて、ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会事務局長の森 健夫氏から説明していただきました。
「聖地としての吉野が移動していた話は初耳で、勉強になった。」「吉野が聖地として変貌し移動するお話は大変興味深く感じました。静謐の海、山を越えてやがて補陀落へ通じる話しは、古代中国皇帝が不老不死を求めていた時に、実は豊かな思想文化を持っていた吉野というフィルターを通して見る時に、新たな大陸と日本との交流の歴史の一端が垣間見えた気がします。」
「加太の名前は聞いたことがありましたが、初めてその具体的な魅力を語っていただき良かったです。」
「今までほどんと知らない地域でした。食事を中心に魅力ある地域で大阪からの交通の便もそれほど悪くないことを知りました。」
「ガイド目線の話が面白い。和歌山と銚子のつながり、温州ミカンの歴史は参考になりました。」
「私自身もスポーツのコーチ業をやりながら観光とスポーツを結び付けてより長くステイしてもらったり、地元民との交流によりより印象深くリピーターになってもらうツアーを考えましたので、共感しました。」
「あまり知られていない歴史情報や観光地の情報は勉強になり、嬉しいです。」
など、参加者の方々からご感想をいただきました。