スタッフレポート

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地元高校生と留学生の交流プログラム(大阪)

国際交流を体感しよう!大阪のまちの宝物を発見・その魅力を伝えよう!

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地元の高校生が地域の歴史文化を学び、海外の方にどのように伝えるかを「ボランティアガイドに学ぶ」「通訳案内士に学ぶ」を経て、自分たちで留学生に日本の魅力を伝えるプログラムを子どもゆめ基金の助成を受けて実施しました。

まずは、ボランティアガイドの方々から自分たちの地域の歴史や文化を学び、また、どういうふうに伝えるかを体感します。8月30日、緊急事態宣言が発出されていたため、急遽、オンラインに変更。ボランティアガイドの方々は初めて動画を撮影し、説明を吹込み、高校生のために奮闘してくださいました。
大阪全体の歴史文化の説明のあと、4名のボランティアガイドの方が分担して、難波宮跡、大阪歴史博物館そして、大阪城を案内。
高校生からは、教えていただいた内容について質問し、直接ボランティアガイドの方から答えていただきました。

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第二回は、緊急事態宣言があけるのをまって10月23日、ボランティアガイドに案内していただいた場所を今度は通訳案内士の方に英語でどう表現するのか、実践していただきました。
1年生、2年生の班にわかれ、約20のポイントに絞ってガイドを聞きます。本番では、自分たちが英語でガイドをすることになるので、熱心のメモをとる学生も。通訳案内士の方も、時々日本語をおりまぜながら、熱心に教えてくださいました。

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第三回はいよいよ本番。留学生の方に地元の高校生が英語でのガイドにチャレンジです。
まず、留学生、高校生が一緒に「日本文化の伝え方」の講義を英語で視聴しました。
昼食の後、2班にわかれて現地へ。高校生はこの日のために勉強し、作成したメモを握りしめて緊張。特に一年生は、いざガイドをしようとしても第一声がでない生徒も。「日本語でも大丈夫!」の励ましをうけて、頑張りました。
現地見学の後、留学生は、今回の訪問先で何を感じたか、どこに感動したかを。高校生は、ガイドしてみてどういう感想だったか、うまくいったのか、いかなかった点はをワークショップ形式でまとめていきます。留学生のグループには、高校生も参加。「ここは何という名前だった?」などわからないことを高校生に確認しながら、ポイントを書き出していきました。
最後に、各班から発表。留学生から「一番感動したのは、高校生が一生懸命、勉強して、一生懸命説明してくれたことです」の言葉が心に響きました。

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