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旅行ガイド向けセミナーPart1 12月10日実施報告 今行くなら、ここ!! 旬の関西 あなただけに伝えたい、魅惑のスポット」
12月10日、日比谷図書文化館「大ホール」において、旅行ガイド向けセミナーPart1「今行くなら、ここ!! 旬の関西 あなただけに伝えたい、魅惑のスポット」を開催しました。 これは、訪日旅行者を首都圏から関西へ案内する全国通訳案内士やホテルコンシェルジュなどを対象に、関西の情報を提供することを目的に開催するものです。 今回は、2019年7月、世界文化遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群」を有する大阪府堺市から「古墳の基本」から「古墳の歩き方」と、古墳から続く、刀剣、鉄砲、刃物…と鉄の歴史を紹介。 また、海外の方々にも人気の高い「日本茶」の魅力について、「お茶の京都」から、茶師をお招きし、語っていただきました。
まず、協議会から「日本文化の魅力とは」と題し、日本文化の伝え方などをキーワードを用いながら解説。 参加者のコメント 「Japanizationのお話等、日本の歴史や文化をいかに外国人に教えたらいいか大変参考になりました。英語付きで簡易に説明をされたレジュメも助かります。」 「画像を使って分かりやすく日本文化、歴史を日本人にとって当たり前のことを外国人の視点でおはなしくださりとても良かったです。」 「紹介された内容はどれも重要で、よくまとめられた話であったと思う。いずれも自身で深く掘り下げ、特定の事物のガイディングの際、相手の興味に合わせて紹介することが重要であると思う。」 「通訳案内士で外国人の方々に説明していますが、あらためて日本文化の良さ、魅力を認識しました。」
次に、関西観光本部・安東事務局次長から「関西旬の話題&便利情報」と題し、関西でおこなわれるイベントなどの情報を提供しました。 参加者のコメント 「関西の旬の情報が聞けて良かったです。」 「最近つくられた施設やマイナーな観光地の紹介は大変参考になった。実際訪問して確かめたいと思った。」 「関西の万博までの取り組みについての動きがよくわかりました。富裕層へのアプローチが印象的でした。」 「関東人なので関西の情報をどこでチェックすればいいのかわかり大変参考になりました。」
白神典之さん(堺市博物館学芸員)は「世界遺産百舌鳥古墳群の歩き方&ものづくり堺の鉄の歴史」と題し、古墳だけでなく堺の魅力を「鉄」というキーワードをつかってわかりやすく解説されました。 参加者のコメント 「堺について商人の町としか知らなかったので、興味深く拝聴しました。」 「堺観光の全体像として古墳群と鉄を紹介していただいので、実際に見て回ってみたいと思った。」 「古代から近代まで全体の流れがわかってなるほどと思った。日本の技術の厚みの一例として外国人へのアピールに使える。」 「規模の大きさを改めて思い知りました。堺の包丁の歴史は古墳埋葬品にも関係しているという話は大変興味深かったです。」
最後に、下岡久五郎さん(宇治茶伝導師)が「宇治茶の魅力 日本遺産「800年の歴史散歩」」と題し、生産農家だからこその熱のこもった解説をされました。 参加者のコメント 「興味があった宇治茶のことを詳しく聞けて良かったです。英語の資料をいただけたのも嬉しい。」 「お茶を生産され普及に携わってこられた方から直接うかがうと少ない言葉から他から聞けない話題も含めたくさんのことを伺うことができた。」 「外国人の方へお茶についてご説明する際の情報が盛りだくさんでした。特に抹茶についてよくわかりました。」 「観光客をお茶(抹茶)の店に連れていく事が多いのですが、新知識ばかりでした。」 「日本茶全体のお話をされた上で、宇治茶の話題に入ってくださったので違いがよくわかりました。」
Ppart2は、3月5日、「街道」と「日本庭園」をテーマに開催します。