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歴史街道推進協議会 関西講演会2025 11月22日開催 「飛鳥時代 女帝が翔けた時・日本の夜明け」

11月22日(土)、大阪商工会議所「401」において、関西講演会を開催しました。
今回は、飛鳥時代をテーマに、「飛鳥時代 女帝が翔けた時・日本の夜明け」と題し、この時代に活躍した3人の女帝にスポットをあて、玉田玉秀斎さんが講談で語り、西光 慎治氏(明日香村教育委員会文化財課課長補佐)が、発掘調査や文献に基づいて解説する形で進行しました。

構成は、講談「推古天皇物語~日出づる処の天子、和をもって貴しとなす~」VS講座「飛鳥の幕開け~東アジアの中の倭国、蘇我氏の栄華~」、講談「斉明天皇物語~至徳まします天皇、石の飛鳥で祭祀を行う~」VS講座「飛鳥の革新~激動の東アジア情勢、乙巳の変の歴史的意義~」、講談「持統天皇物語 ~なんと立派な藤原京、日本国がいま始まる~」VS講座「飛鳥の精華~「飛鳥・藤原の宮都」、日本国誕生の軌跡~」の3部構成。玉田さんの軽快な講談の語りの後、西光さんが発掘調査や文献に基づいて説明されました。
お二人の息のあったコンビネーションに、参加された方々からも「講談で全体像の話を聞いて解説を聞くスタイルがとても判りやすくて、楽しかったです」「講談と解説が並行していてとてもわかりやすかったです。」「アカデミックかつユーモアセンスも有り良かった」のご感想をいただきました。

今回は229名(内、9名キャンセル)のお申込みがあり、当日は、200名の方にお越しいただき、208席の会場はほぼ満席状態となりました。
また、会場で歴史街道倶楽部会員募集も行い、16名の方が新たにご入会いただきました。
来年度も引き続き、講談VS講座で、時代を読み解く講演会を企画したいと思っています。