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藤ノ木古墳発掘調査40周年記念 [斑鳩游学プロジェクト]藤ノ木古墳発掘調査40周年記念シンポジウム
令和7年11月22日(土)に「いかるがホール 大ホール」で藤ノ木古墳発掘調査40周年記念シンポジウムが開催されました。
笑い飯・哲夫さんによる「斑鳩ええとこ、こんなとこ~斑鳩の魅力再発見~」の講演や
シンポジウム 「藤ノ木古墳の被葬者はだれ?」をテーマに
モデレーター:今尾文昭(帝塚山大学非常勤講師)
パネリスト:東野治之(奈良大学名誉教授・大阪大学名誉教授・斑鳩町文化財活用センター長)
前園実知雄(奈良芸術短期大学特任教授・愛媛県埋蔵文化財センター理事長)
笑い飯・哲夫
みどころ:令和7(2025)年は、昭和60(1985)年に藤ノ木古墳の第1次の発掘調査から40年を迎えました。 藤ノ木古墳は、現在まで6回にわたり発掘調査が行われており、第1次調査では、大型の横穴式石室が発見され、石室には朱塗りの家形石棺が安置されていること、また石棺と石室の奥壁との80cmというわずかな空間から、金銅製の馬具が発見されました。なかでも鞍金具は、世界でも類例のない装飾性豊かなもので、藤ノ木古墳の名は一躍有名となりました。 昭和60(1985)年の9月25日には、第1次調査の成果が報道されたことから、9月25日は「藤ノ木古墳の日」とされています。
藤ノ木古墳発掘調査40周年記念シンポジウムでは、仏像や寺院など仏教美術に造けいの深い、笑い飯の哲夫さんをお招きし、藤ノ木古墳をはじめとする斑鳩町の魅力について熱く語っていただきます。また、歴史や考古学の専門家をお招きし、藤ノ木古墳の被葬者について議論を交わしていただきます。(斑鳩町HPより)