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家族DE文楽 夏休み、家族で「文楽」をみに行こう! 7月26日、国立文楽劇場で教育プログラムを実施
7月26日(土)、国立文楽劇場のご協力で、教育プログラム「家族DE文楽」を開催しました。 まず、夏休み文楽特別公演の第一部親子劇場を鑑賞。 今回は西遊記の完結篇。三蔵法師に従って天竺までの旅をする孫悟空や猪八戒にもう一人、従者となる沙悟浄がくわわる「流沙川の段」。 幕間には、文楽が初めての方にもわかりやすく解説する「文楽ってなあに?」。浄瑠璃にあわせて3人で人形を操る文楽の基本的な構成から、人形をどうやって操るのかを解説していただきました。 「火焔山より芭蕉洞の段」では、暑さの中、人形たちがハンディファンをもっていたり、羅刹女の芭蕉扇で悟空が飛ばされる様子など、ユニークな演出に盛り上がります。 天竺へたどり着く「祇園精舎の段」で文楽鑑賞は終了です。 各自、お昼の休憩をとっていただいた後は、歴史街道ならではのプログラム「歴史街道特別教室 文楽人形のひみつ!」を開催しました。 別室に孫悟空の人形遣い吉田玉佳さんが孫悟空の人形をもって登場。プログラムに参加していただいた親子の目の前で人形の遣い方を細かくみせていただきました。 「せっかくの機会なので、皆さん人形にさわってください」の言葉に、実際に人形を操り、「重いね」「手と顔同時に動かすのはむずかしい」などの感想が。親子でそれぞれ写真を撮影するなど、楽しい時間を過ごしました。