朝日・五私鉄プレウオーク『歴史的遺構「亀の瀬」鉄道遺構から龍田古道を歩く』に行ってきました。

歴史街道推進協議会が後援している、朝日・五私鉄リレーウオークに参加しました。2年間コロナウイルスの為実施することが出来ませんでしたが、3年振りの開催で秋の実施に向けてのプレウオークとして計画され、申込方法も現地申込受付から事前申込になりました。
受付場所では、各申込時間に並び
①申し込み完了メール(参加証)のプリントまたはスマホで受信メール画面を提示②検温③消毒④コースマップをもらう⑤各自準備運動後スタート
今回は、安全対策を行って実施されました。
コースは、近鉄・河内国分駅~大和川親水公園(受付・スタート)~夏目の渡し跡~第四大和川橋梁~亀の瀬地すべり歴史資料館~旧大阪鉄道亀瀬隧道~峠八幡神社~龍田大社~近鉄・信貴山下駅(ゴール)

コースは、
奈良と大阪を結ぶ街道や大和川の舟運で交通の要衝として賑わった「夏目の渡し跡」吊橋を渡る。定員が1度に15名までになっており結構ゆれるのでスリルが満点です。


「亀の瀬地すべり歴史資料館」 この資料室では、亀の瀬地すべり地の歴史・メカニズム・対策工事の内容などをパネルや模型で紹介されています。
「旧大阪鉄道亀瀬隧道」 この隧道(トンネル)は、大阪と奈良を結ぶ初めての鉄道として敷設された大阪鉄道(現JR関西本線)のうち、明治25年2月2日に開通した 柏原市峠(亀の瀬)・王寺間に設けられた最初のトンネルです。この場所は地すべりの頻発した地域で、昭和6年11月にも大規模な地すべ りでトンネルが崩壊し、両側の入口が埋ってしまい、昭和37年から始まった地すべり対策工事の なかで、平成20年11月にこのトンネルの一部(約60m)が発見されました。

コースは全体的にきついアップダウンがない道で、峠八幡神社を通り、龍田大社へ(現在鳥居が工事中でした)。
ご祭神の天御柱大神(あめのみはしらのおおかみ)と国御柱大神(くにのみはしらのおおかみ)は五穀豊穣、航海安全の神様で、龍田神・龍田風神の別名もあります。

近鉄・信貴山下駅でゴール
本日の参加者は909名でした。
近鉄の信貴山下では、1922年(大正11年)に信貴生駒電気鉄道(※現生駒線王寺駅~信貴山下駅および東信貴鋼索線)が開業してから、2022年5月16日(月)で100周年を迎えることを記念してのイベントも実施されており、地元の物産や鉄道クッズの販売が行われていました。
朝日・五私鉄リレーウオークは秋から実施される予定です。歴史街道も引続き応援します。
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