スタッフレポート

スタッフレポート

  • TOP
  • 知る
  • スタッフレポート
  • 歴史文化遺産フォーラム
    「文化観光から見た民俗芸能 ~地域の誇りを次代へとつないでいくために~」 

歴史文化遺産フォーラム
「文化観光から見た民俗芸能 ~地域の誇りを次代へとつないでいくために~」 

文化観光から見た民俗芸能 ~地域の誇りを次代へとつないでいくために~ 

1/

実施日:2024年2月12日(月・祝)
会 場:徳島市シビックセンター さくらホール
令和5年度歴史文化遺産フォーラム
「文化観光から見た民俗芸能
~地域の誇りを次代へとつないでいくために~」
が実施されました。

主催者を代表して歴史街道推進協議会事務局局長 村岸 進より
歴史文化遺産フォーラムの開催趣旨、会場選定の理由、フォーラムの概要、歴史街道推進協議会の活動等を紹介しました。

1/

講演「日本の民俗芸能 ~文化観光としての可能性~」

川森 博司 氏(神戸女子大学文学部教授)
 
民族芸能の特徴、文化財指定の問題、観光化(広域化)の是非、ジェンダー問題等について、研究者としての観点から幅広く紹介して頂きました。

1/

講演「地域の誇り、民俗芸能を次代へとつないでいくために」
大原 学 氏(一般社団法人マツリズム代表理事)
 
継承者不足の祭りを継承するための取り組み、祭りの持つ影響力、ホワイト化による規制強化、省力化による変化等、実体験に基づき、語って頂きました。

1/

デモンストレーション
佐藤 憲治 氏(徳島県立阿波十郎兵衛屋敷館長)
阿波人形浄瑠璃について、その歴史、人形の操作方、農村舞台の再生等の活動内容について、スライドと実演によりご紹介頂きました。

1/

ディスカッション『文化観光から見た民俗芸能』
コーディネーター:川森 博司 氏(神戸女子大学文学部教授)
パ ネ リ ス ト: 池田 順子 氏(徳島県阿波踊り協会副会長、新のんき連連長)
大原 学 氏(一般社団法人マツリズム代表理事)
田村 卓巳 氏(福知山踊振興会会長)
民俗芸能の担い手のあり方と変化、地域イメージの発信と地域のブランド力、民俗芸能の魅力と波及、民俗芸能の観光資源化に向けた課題と今後の可能性などについて、各パネリストの皆様が自身の経験を踏まえた様々な意見・事例を提示して頂き、示唆に富んだ意見交換がなされました。

今回は文化観光と民俗芸能ということで、阿波踊りで有名な徳島で開催しました。
講演では、2名の講師が、それぞれ研究者としての視点、継承のためのコーディネーターとしての視点から、各地の実情、課題等を紹介して頂き、デモンストレーションでは、徳島県立阿波十郎兵衛屋敷館長が人形浄瑠璃について分かりやすくご説明頂き、ディスカッションでは、各パネリストの方々が各々の事例、実践に基づく意見を述べられ、参加者からは、祭りの継承について非常に参考となる事例、意見が聞けたとの評価を頂きました。
手話通訳者による手話も実施いたしました。
なお、当日の記録映像を当協会のHPに掲載(YouTubeで放映)する予定です。(3月中旬頃予定)

アーカイブ

2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
街道を歩く
おでかけガイド
時空の旅・歴史街道
スタッフレポート