MENU

新着情報

<イベントレポート>大阪環状線から街めぐり~京橋編~

 JR大阪環状線の原型は明治時代半ばに形成され、戦後の昭和36年(1961)、「環状」になりました。大阪市街を一周する21.7kmの路線には、現在19駅が設置されています。各駅が立地する場所には、それぞれ異なる歴史的変遷があり、特色ある地域性がうかがえます。このシリーズでは、環状線各駅を起点として、駅周辺の地域を巡り、その歴史・地理などを探訪します。
 京橋駅は、明治28年(1895)、大阪鉄道の駅として開業し、駅の由来である「京橋」は、京都に向かう京街道の起点であることに因んでいます。上町台地の北端にあたり、多くの河川が集まる地域である一方で、京街道や奈良に向かう古堤街道が通る交通の要衝でもありました。京橋(橋梁)と大阪城京橋口を訪ね、大坂城の遺構や大阪砲兵工廠のなごりを巡ってきました。

歴史街道倶楽部ではこれからも、歴史のまちウォークや歴史ものがたりセミナー、伝統芸能鑑賞会など、歴史文化に触れるイベントを会員の皆様へお届けしてまいります。
是非ご期待ください!