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<イベントレポート> 西国街道を行く~第6回 御影から三宮編~

 昨年3月に京都東寺口から始まりました街道歩きシリーズ西国街道、第6回は御影より三宮を目指しました。
 スタート地点の阪神御影駅下には、その地名の由来ともなった「沢の井」がひっそりと佇み、神功皇后の御姿の影を映したといわれています。西へ足を進めると、4世紀中ごろの築造とされる処女塚古墳は、万葉集や大和物語に出てくる悲恋伝説の地であったと。次に阪神電車岩屋駅すぐ傍にある敏馬神社へ向かい、そこはかつては海に突き出た岬となっており、その東側の港は「敏馬泊」と呼ばれる港であった場所を訪れました。後半は神戸の市街地に入り、三宮は古い時代から生田神社の社領となっていて三宮神社が鎮座し静かな場所だったようですが、現代の三宮は凄い賑わいです。完全に市街地化された街道の風景ですが、古代より主要な官道であったことを示す痕跡を辿ってきました。
 歴史街道倶楽部ではこれからも、歴史のまちウォークや歴史ものがたりセミナー、伝統芸能鑑賞会など、歴史文化に触れるイベントを会員の皆様へお届けしてまいります。
是非ご期待ください!