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<イベントレポート>宝塚市内の街道あるきで2つの古い神社と宿場町を訪ねる

 宝塚歌劇の華やかなイメージがある宝塚に、奈良・平安の時代からと伝わる西国三十三所観音霊場巡りができる巡礼街道があるのはご存知でしょうか。
 清荒神清澄寺はその巡礼街道から山側へ参道を上ったところにあって、千百年の歴史と富岡鉄斎の芸術に触れられるお寺です。荒神信仰は家内安全、商売繁盛、厄除開運などの現世利益をもたらすとされます。
 売布神社は「延喜式」に記載された古い神社で、推古天皇18年(610年)の創建と伝わり、衣・食・財の守護神で縁結びの神様です。
 小浜(こはま)も歴史ある地で、15世紀末の戦国時代には毫摂寺の寺内町として栄え、江戸時代になってからは、京伏見街道、西宮街道、有馬街道が交わる宿場町として賑わい、名水「玉の井」の地として酒造が発達し、さらに「小浜組」と呼ばれる大工衆の町としても名を馳せました。
皆様がもつ「タカラヅカイメージ」とは一味違う鄙びた味わいのある街道あるきになりました。

 歴史街道倶楽部ではこれからも、歴史のまちウォークや歴史ものがたりセミナー、伝統芸能鑑賞会など、歴史文化に触れるイベントを会員の皆様へお届けしてまいります。
是非ご期待ください!