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<イベントレポート>西国街道を行く~第5回 西宮から芦屋川編~

街道歩きシリーズ、西国街道は第5回目となりました。京都からはじまり、前回までで摂津国・高槻市までまいりましたが、今回は阪神間に残る歴史の痕跡を探りに行ってきました。
 西宮の宿場からスタートです。西宮は江戸時代を通じ参詣宿および西国街道の宿場として賑わいました。
西宮とは京の都の西にある廣田神社の別称に由来します。のちに鳴尾浜の漁民が廣田神社の南に戎神を祀り、えびす信仰の隆盛により、やがて西宮神社として尊崇を集めるようになりました。
 西へ進み閑静な住宅街で知られる芦屋へ。「打出の小槌」を由来とする説がある打出を経て、花見の名所で知られる芦屋川まで歩き、芦屋の里には歌人・在原業平の別荘があったと伝えられており、その歴史を感じとることができました。
 西国街道をたどる約4キロのまち歩き、大名行列や旅人たちが行き交っていたころの街道の様子を想像しながら歴史のみちをたどってきました。