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<イベントレポート>「だんじりの町」岸和田で岸和田城と城下町の歴史にふれる

 岸和田市は、近世には豊かな農村と漁村を背景に城下町として発展し、明治期の近代化の流れに乗って、繊維産業を中心に製造業や金融業が栄え、ほとんど戦災に遭うこともなく、大阪府南部泉州の中核都市として成長を遂げてきました。その結果、旧市街地の中心部分には江戸、明治、大正、昭和とそれぞれの時代に建てられた建築物が存在しており、昨年市制100周年を迎え、大阪南部を代表する歴史文化都市として発展しています。
 本丸、二の丸の石垣、堀は戦国末期・江戸期の遺構であり、昭和29(1954)年に復興された天守、その前年に造られた石庭「八陣の庭」などから成る岸和田城は岸和田のシンボルとなっています。(今回、岸和田城では特別に「犬走」に入らせていただきました)また、紀州街道沿いには明治期から昭和初期に建築された町屋が今も残る街並みや城北側の寺町は城下町の面影をとどめています。大正、昭和初期に造られた銀行や寺田財閥ゆかりの自泉会館、五風荘などは今も活用されているなど、だんじりだけじゃない岸和田の魅力を楽しんでいただきました。

歴史街道倶楽部ではこれからも、歴史のまちウォークや歴史ものがたりセミナー、伝統芸能鑑賞会など、歴史文化に触れるイベントを会員の皆様へお届けしてまいります。
是非ご期待ください!