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<イベントレポート>銀座線で巡る浮世絵歴史散歩

このイベントでは、東京メトロ銀座線を中心に、浮世絵に描かれた江戸のまちを、現代の東京に重ね合わせながら辿るウォークです。
講師には、浮世絵の伝道師で、過去にはボストン美術館との浮世絵デジタル化プロジェクト日本側責任者を担当された「牧野 健太郎」氏です。

ウォーク開始前には浮世絵の魅力に迫るショートセミナーを開催。
浮世絵には様々な種類がありますが、風景画の一部を切り取っても、当時の江戸の暮らしがよくわかります。
江戸のまちを描いた風景画をよく見ると、魚屋の店主が色白の色男で、周囲からもてはやされていた、など何気なく見ているだけでは気づけないような浮世絵の面白さに触れるセミナーでした。

ショートセミナー終了後はいよいよウォーク開始です。
まずは日本橋界隈を巡ります。
現在は首都高速が走る日本橋。
江戸時代とは大きく異なる風景ですが、参加者は牧野先生の解説を聞きながら思いを馳せていましたはせていました。

その後は電車で移動し、神田・上野・浅草を巡りました。
参加者は、それぞれの地点で江戸時代から様変わりした風景の違いに驚きながら、普段とは違って見える東京の町を楽しんでおられました。

東京の街を浮世絵を通して巡ることで、東京の魅力を再発見できるウォークとなりました。
今後も引き続きこのようなウォークを企画していきたいと思います。

歴史街道倶楽部ではこれからも、歴史のまちウォークや歴史ものがたりセミナー、伝統芸能鑑賞会など、歴史文化に触れるイベントを会員の皆様へお届けしてまいります。
是非ご期待ください!