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<イベントレポート>東海道53次「関宿」 重要伝統的建造物群保存地区40周年を迎えて 先人の残したまちなみを守る修理修景事業にふれる

 関は古代から交通の要衝であり、古代三関のひとつ「鈴鹿関」が置かれていたところです。関の地名もこの鈴鹿関に由来しています。
江戸時代には、東海道53次の江戸から数えて47番目の宿場町として、参勤交代や伊勢参りの人々で賑わいました。現在、旧東海道の宿場町のほとんどが旧態をとどめない中にあって、唯一歴史的な町並みが残ることから、昭和 59 年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。関宿の範囲は、東追分から西追分の約 1.8 キロメートルにおよび江戸時代後期から明治時代にかけて建てられた古い町屋200軒あまりが残っています。
残念ながら2回目は雨でしたが、その保存活動が 40 周年の節目を迎えたことから、まちなみ保存の中心にあった方をガイドに迎え現地で関宿の特徴的な建築物の解説をしていただきながらまちなみを巡ってきました。

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