MENU
イベント

イベント

清凉寺と松尾大社2つの特別拝観で源氏物語に触れる

募集内容

実施日
2008年8月20日(水)

行程

JR嵯峨嵐山駅===清凉寺===野宮神社===天龍寺===阪急嵐山駅===阪急松尾駅===松尾大社・語りと雅楽で綴る源氏物語の世界「平安の宵」の観賞

レポート

実施日:2008年8月20日(水)

参加人数:51名

源氏物語はとんと興味がなかったのですが、今から七年くらい前に子育ても一段落してか、源氏物語が気になりはじめました。そんなおり、待ってましたといわんばかりの歴史街道からのツアー案内でした。
嵯峨嵐山からスタート。清凉寺では、本堂にまつられている「三国伝来の生身のお釈迦さま」(国宝)を拝観。仏像のなかに絹で作られた五臓六腑が入れられていたとは、千年も前に人間の内臓の知識があったのには驚かされました。
嵐山で自由時間が約二時間、目的がない私は時間潰しをどうしようかと思っていましたが、空が怪しくなり、とうとう強い雨が降ってきました。渡月橋近くのみやげもの屋で勝手に雨宿りさせてもらいました。本当に久しぶりでした。雨を眺めることを忘れていました!
 『雨降りの渡月橋 いとをかし』
再集合のときは雨もやみ、私の今回のメインイベント、松尾大社でのびわ演奏による源氏物語です。まずは松尾大社そのものに敬意。正直、今まで松尾大社は地図の上だけで知っていた程度。大社内は広く、絵画のような庭園、小高い山を屏風にした社殿が気品に満ちていました。そんな雰囲気で少しずつ暮れていく景色のなか、源氏物語のびわ語りがはじまりました。日常、時間にせっつかれている私ですが、雅に心を遊ばせることができた一日でした。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載