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山の神様がくれた贈りモノの宝庫

兵庫県多可町を行く!

楊柳寺でご住職のお話を聞く

イベント中の風景

岩座神棚田

東山古墳

播磨の奥座敷と呼ばれる多可町は日本の原風景が広がる美しい町です。 ここはまた、日本の酒米「山田錦」発祥の里、そして国民の祝日「敬老の日」発祥の町でもあるのです。 初夏の風を受けながら多可の町で遊びましょう、体験しましょう!

甦る往古(いにしえ)の技杉原紙 1300年の歴史を持つ天下の名紙「杉原紙」は今も宮中歌会初めに献上される和紙ですが、今回は皆さんに紙漉きの体験をしていただきます。 

悠然と歴史を伝える古代豪族の黄泉(よみ)の里東山古墳群 東山古墳群は7世紀に築かれた古墳群でその数およそ200基。そのうち現存するのは 16基。石室内にも入っていただけます。

密教道場の古刹楊柳寺 楊柳寺(ようりゅうじ)は孝徳天皇の時代、白雉年間(650~654)に法道仙人が開い たと伝えられる天台宗の古刹です。平安時代の木造十一面観音立像など、県の文化財 の仏様を特別に拝観させていただきます。

棚田百選に選ばれた珍しい石垣造りの棚田・岩座神棚田 岩座神棚田(いさりかみたなだ)は約700年前に作られたもので「農のピラミ ッド、天国への階段」と呼ばれています。日本の棚田百選にも選ばれた景観です。

今回は参加者にお土産つき!  マイスター巻き寿司を全員にお持ち帰りいただきます。 ダシの利いた凍豆腐、コクのある卵、旨味のある椎茸、 爽やかな胡瓜など、地元産食材を使った太巻き寿司です。 昼食は、百日鶏や野菜など地域の素材を使い、 元気な多可町のお母さんたちが作る自慢のお弁当です。

募集内容

実施日
2009年6月4日(木) 雨天決行
集合場所
JR新大阪駅 団体待合所
受付・集合
8時30分
募集人数
80名(先着順/最少催行人数20名) 
※会員の同伴者も受付いたします。  
但し、申込時に会員加入手続きをお願いいたします。
参加費用
お一人様  8,600円
【含まれるもの】
 行程中の貸切バス代、拝観料、体験料、昼食代、説明員費用、旅行傷害保険料

【含まれないもの】
 集合場所までの往復交通費・行程中の個人的費用
主催
歴史街道推進協議会
後援
多可町、多可町観光交流協会

行程

8:30JR新大阪駅団体待合所===楊柳寺===昼食===那珂ふれあい館・東山古墳群===杉原紙研究所・和紙博物館「寿岳文庫」・紙匠庵「でんでん」・青玉神社===岩座神棚田===八千代公民館===JR新大阪駅前 18:30頃 解散
※諸事情により見学順序など一部変更になる場合があります。 
※ボランティアガイドの案内があります。

レポート

実施日:2009年6月4日(木) 雨天決行

参加人数:95名

初夏の日差しを感じるなか、ツアーに参加しました。JR新大阪 駅から約2時間で最初の目的地、青玉神社へ。樹齢1000年 を超える巨大な杉の木が生えている境内で地元ボランティアガイドさん にご案内いただきました。次は歩いて杉原紙研究所に行き、杉原紙の紙 すき体験。講師の先生に教えていただきながら皆さん真剣に取り組んで おられる姿が印象的でした。紙すき体験ののち、寿岳文庫と杉原紙研究 所をご案内いただきました。バスで次の目的地、日本の棚田百選の岩座 神棚田へ移動します。山間の少し開けた土地に多くの棚田があり、皆さ んカメラ片手に多くの写真を撮っていました。  その後、昼食会場の交流会館へ。地元の方の手作りのおいしいお弁当 をいただいたあと、東山古墳群へ移動。東山古墳群は16基の古墳 があり、古墳時代の終わりごろ(約1450年前)に造ら れ、そのなかの1号墳の横穴式石室は古墳群で最も大きく、兵庫 県内最大級の大きさです。こうした大型の石室を持つ古墳がまとまって 存在しているのが、東山古墳群の最大の特徴です。再びバスに乗り、楊 柳寺へ。ご住職のお話を聞き、60年間ご開帳されていないご本尊 様を特別に拝させていただきました。ご本尊である木造観音菩薩立像 (楊柳観音)は、頭頂から足元の台座までカヤの一木で作られていると のことです。最後に八千代公民館で地元の方々が育成したホタルについ てお話を伺いました。現在では多可町の名所になっているそうです。多 可町の名産品のマイスター巻き寿司をお土産にいただき、帰途に着きま した。今回のツアーでは、多可町のボランティアガイドさんをはじめ、 町の皆さんの大歓迎ぶりに感動しました。ぜひもう一度訪れてみたい町 です。