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一番丸で巡る「近江八景」

一番丸

イベント中の風景

近江八景

近江八景

びわ湖畔の名勝「近江八景」は、室町時代に日本に伝わった中国湖南省の「瀟湘八景」を手本に選定されました。選定者は定かではありませんが、京都や近江を往来した僧侶などによって見出されたといわれています。そして江戸時代の浮世絵師、歌川広重の「近江八景図」により日本を代表する景勝地として庶民にまで浸透しました。
今回は、この「近江八景」を徒歩と貸切船「一番丸」で巡ります。
まず「石山の秋月」の石山寺へ。西国三十三所第十三番札所の石山寺では、特別開帳の秘仏のご本尊を拝観します。昼食は瀬田川畔の洗心寮にてびわ湖の恵み、しじみ御膳を味わっていただきます。昼食後、いよいよ一番丸にて近江八景を巡ります。瀬田の夕照、矢橋の帰帆、粟津の晴嵐、三井の晩鐘、唐崎の夜雨、堅田の落雁、比良の暮雪。古来多くの人々が行き交った湖都・大津を、広重の描いた近江八景を思い浮かべながら、船上と地上でお楽しみいただきます。

募集内容

実施日
Aコース 2009年9月8日(火)
Bコース 2009年9月9日(水)
雨天決行、荒天中止
瀬田川、琵琶湖の水位により中止、もしくはコースを変更する場合があります。
集合場所
JR琵琶湖線・石山駅
受付・集合
9時30分
募集人数
A・Bコースとも 50名(先着順/最少催行人数20名)
※会員の同伴者も受付します。但し、申込時に会員加入手続きをお願いします。
参加費用
お一人様 8,000円
行程中の貸切船料、拝観料、入館料、昼食代、説明員費用、旅行傷害保険料を含みます。
集合場所までの往復交通費、行程中の個人的費用などは各自負担となります。
主催
歴史街道推進協議会
後援
大津市

行程

石山寺:拝観[石山の秋月]・・・昼食(しじみ御膳)・・・石山寺港・一番丸乗船~瀬田唐橋港着[瀬田の夕照]…雲住寺(夕照の間)・・・乗船~近江大橋[矢橋の帰帆]~大津[粟津の晴嵐]~大津港周辺[三井の晩鐘]~
唐崎神社[唐崎の夜雨]~浮御堂沖[堅田の落雁]~比良山系[比良の暮雪]~
堅田港着…浮御堂拝観・・・居初亭(いそめてい)見学・・・乗船~大津港着 17時00分ごろ解散
・・・徒歩 ~一番丸乗船
※石山寺、船内ではガイドの案内があります。
※天候状況等により一部変更になる場合があります。 

レポート

実施日:Aコース 2009年9月8日(火)
Bコース 2009年9月9日(水)
雨天決行、荒天中止
瀬田川、琵琶湖の水位により中止、もしくはコースを変更する場合があります。

参加人数:Aコース 61名 / Bコース 69名

初めて埼玉県より参加しました。50年前に自衛隊演習地のあいば野で開催された第2回ボーイスカウト日本ジャンボリー以来の琵琶湖になります。集合時間が早いため、彦根に前泊し、近江商人ゆかりの地をウォーキングできました。近江日野商人館では日野商人が中仙道を行き来した足跡の展示がありました。私も日本橋を出発して群馬県の新町宿まで歩いており、京の三条を目指しております。息子が真言宗豊山派の総本山、長谷寺にいることから西国三十三霊場巡りも始めており、今回の十三番石山寺の参拝と、ご縁が重なっております。
行程表をいただき、期待をふくらませ、石山駅からバスに乗り、旅がスタートしました。歴史の香り漂う石山寺を前にして身震いを感じました。ガイドさんの説明を受け、納経帖に御朱印をいただきました。山門前で名物のしじみ御膳をいただき、これが琵琶湖のしじみかと感心し、前の川魚店で鮒寿司を求めました。
 昔懐かしい外輪汽船の一番丸に乗船し、陸路と異なる琵琶湖巡りに感激。琵琶湖周航の歌も情景のインプットにより、少しは上手に歌えるかもしれません。バックのマンションが残念でしたが、瀬田の唐橋を見て、百足供養堂がある雲住寺では、ご住職の思いをうかがいながら、ご接待とかわいい百足のキャラクターシールをいただき、カエルコレクターの妻が喜びました。再び乗船して湖と陸から浮御堂を観賞、見学。古い町並みをウォークしながら、強大な湖上特権を持った堅田衆の屋敷と名園が残る、居初邸での御当主のお話と見学は貴重な体験でした。帰りの船上では、事務局のお計らいで、みたらし団子のご接待があり、美味しくいただきました。