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イベント

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シリーズ比叡山と門前町・坂本

シリーズ① 世界遺産 比叡山延暦寺

募集内容

実施日
2007年9月8日(土)

行程

JR京都駅前(貸切バス)===延暦寺「東塔エリア」大講堂・根本中堂・文殊楼・大書院・昼食・国宝殿・阿弥陀堂・法華総持院東塔・・・伝教大師御廟・・・「西塔エリア」にない堂・釈迦堂===「横川エリア」横川中堂・根本如法塔・元三大師堂===JR京都駅

レポート

実施日:2007年9月8日(土)

参加人数:96名

比叡山延暦寺は今まで2回お参りしていますが、東塔エリアの根本中堂とその周辺だけで、東塔・西塔・横川の三塔巡拝は初めてで楽しみにしておりました。バスから霧の立ち込めるなかに降り立つと、伝教大師最澄の言葉「一隅を照らす」が頭をよぎり、厳粛な聖地の雰囲気を感じました。僧侶の修行道場である大講堂を見学後、国宝の延暦寺総本堂根本中堂では、外陣で説明を聞き、一段低い内陣の開創以来1200年不滅の法灯、薄暗い灯りのなかで薬師如来像を拝むことができました。ついで比叡山の総門の役目を果たす文殊楼では、内部の急な階段を上り、文殊菩薩像を拝みました。大書院ではお寺の方の説明により、特別保存建造物で純日本風のなかに欧風の装いが調和している内部を特別拝観することができました。
延暦寺会館で昼食をとり、国宝殿を自由見学したのち、阿弥陀堂・法華総持院東塔・伝教大師御廟を拝観し、美しい杉木立と静寂な空気に包まれた西塔エリアに向かいました。弁慶のにない堂、山内最古の建物、釈迦堂を拝観し、バスで横川エリアに移動しました。昔日の面影をもっともよく伝える寺域といわれ、新西国三十三観音霊場第十八番札所ともなっている横川中堂、根本如法塔、元三大師堂を拝観し、修行僧の姿を思い浮かべつつ帰途に就きました。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載