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イベント

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彦根城ができて400年

井伊さんの城下町彦根へ

募集内容

実施日
2007年4月26日(木)

行程

JR新大阪駅前(貸切バス)===龍潭寺===昼食・・・彦根城博物館・講演「彦根城築城の歴史」同館学芸史料課史料係長・学芸員 渡辺恒一氏・・・天守閣ほか・・・玄宮園 ・・・埋木舎・・・夢京橋キャッスルロード・四番町スクエア===JR新大阪駅前

レポート

実施日:2007年4月26日(木)

参加人数:102名

龍潭寺は、井伊家の菩提寺。「庭の寺」とも称され、有名な「ふだらくの庭」や遠景の佐和山の景色を実にうまく取り入れて奥行きをなしている東側の庭な どを見学。関ヶ原で敗軍の将となった石田三成の銅像も境内にあり、一本の大きな桜の木が新緑のなかで、まだ美しく花を咲かせているのと重なり合って、歴 史を知る面白さを感じました。
昼食後、彦根城内へ。あちこちにめぐらされた敵を討ついろいろな仕掛けなどの説明を聞きながら歩きました。昔の人々の戦の様子を垣間見る思いでした。 天守までの急な階段を上がって下りて、ちょっとひやひや体験も。これでは殿様がめったに来なかったはずと妙に納得。井伊直弼が、世捨て人のように青年期 の15年間を過ごしたという埋木舎。直弼の部屋は狭く、彼は学問、諸芸を学ぶことで己の生を模索していたのでは…と感じました。
内濠と中濠の間にある玄宮園は、広い池を中心に江戸時代の大名の庭を模した庭園。中国の八景にちなんだ樹や石の配置で四季折々の風情を楽しめるように 作られているとか。次回は季節を変えて、ゆっくりと彦根を散策してみたいと思いました。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載