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イベント

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石清水八幡宮と松花堂のまち八幡市を訪ねる

募集内容

実施日
2006年12月8日(金)

行程

京阪八幡市駅===(ケーブルカー)===男山山上駅・・・講演会・田村美津男氏(石清水八幡宮権禰宜)・・・石清水八幡宮・・・昼食・・・石清水社・・・泉坊・松花堂跡・七曲り・下馬碑・頼風塚・・・善法律寺・・・正法寺(特別公開)・・・松花堂庭園 解散

レポート

実施日:2006年12月8日(金)

参加人数:102名

昔から大阪・京都を結ぶ要の地にありながら、意外に知られていない八幡の地。源義家が八幡太郎の名を授かり、多くの武者が武運を願い、また、信長も足跡を残したという男山八幡。今回の訪問でどんな顔を見せてくれるのか? 期待でわくわくどきどきの参加でした。宮司さんの講演を聴いて知識を仕入れ、その宮司さんの案内で八幡宮へ。八幡造は改修中でしたが、普段は入れない内陣へ入ることができました。八幡の町へと山を降りていく道は、絨毯のように敷き詰められた落ち葉が、前日の雨に濡れてとにかく滑る! 前で足を滑らせた方を見て固まってしまった私は、「一緒に降りましょう」との親切な声に助けられて、石清水社、松花堂跡を見て七曲りへ。この石段がまた滑る!やっとの思いで降りてきたところで落ち着いて隣を見ると、私を力づけてくださった方は、明らかに私よりお年を召していらっしゃる! 申し訳ないやら恥ずかしいやら、ひたすら感謝でした。
石清水八幡宮の繁栄を偲びつつ正法寺へ。本堂で講話を聴き、方丈などを見学。傷みが目立ちましたが、観光化されずにこのままでと願いながら、お酒を買いました。「アレ?お寺でお酒って?ま、般若湯っていうくらいだから」。山下りでパワーを使い果たした私は、松花堂庭園までの道程の遠いこと! かけ足での散策だったので、改めて庭園だけをゆっくり歩きたいと思いました。新しい知識をいっぱい仕入れ、歴史との出会い、人との出会いを楽しみ、帰途に着きました。翌日から3日ほど足がつるというお土産つきでしたが…。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載