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イベント

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高槻発 歴史ロマンとの出会い

悠久の時が息づく歴史の町

募集内容

実施日
2006年11月10日(金)

行程

JR摂津富田駅前===新池ハニワ工場公園===今城塚古墳(車窓見学)===安満宮山古墳===(昼食)・・・しろあと歴史館・講演会「今城塚古墳の調査と整備」講師:高槻市立埋蔵文化財調査センター所長 鐘ケ江一朗氏・・・城跡周辺散策(城跡公園・歴史民俗資料館・工兵第四連隊正門跡・天主教会跡・野見神社)

レポート

実施日:2006年11月10日(金)

参加人数:83名

最初の見学地は、日本最古最大級のハニワ工場である新池ハニワ工場公園。講師の鐘ケ江先生の、豊富な知識と体験、文化財を愛しているという姿勢がひしひしと感じられるトークと温厚な人柄を受けて、参加者は私語もなく、質問続出。ハニワって面白いと感じさせられました。車窓から眺めながら、今城塚古墳の説明を受けましたが、現在、古墳公園として整備中のため、来春まで立ち入り出来ないとか。残念。標高125メートルの尾根に立地する安満宮山古墳では、長方形墳の底から魏の年号「青龍三年」(235)銘のある、方格規矩鏡などが出土しているそうです。どうしてこんな山奥に1700年以上前の中国のものがあるのか、日本ハムの監督のように「シンジラレナーイ」気持ちです。
昼食後、歩いてしろあと歴史館へ。スライドを使った講演のあと、秋季特別展「三島古墳群の成立」の簡単なギャラリートークを受け、展示品を見学。初公開の土保山古墳の特異な木棺や豪華な弓、三世紀後半のものとか。高槻市文化財スタッフの会の方々の案内で城跡周辺散策後、解散。「古代はロマンがあって面白い。ハニワは古代の歴史と技術の集大成である」。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載