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イベント

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かぎろひと古い町並みの里・ 大宇陀を訪ねる

募集内容

実施日
2006年9月30日(土)

行程

近鉄榛原駅前===道の駅「宇陀路大宇陀」・・・阿騎野人麻呂公園・・・阿紀神社・・・万葉公園(昼食)・・・中央公民館・・・下町通り・・・松山西口関門「黒門」・・・(オプション・松山城址)・・・自由散策(薬の館・森野旧薬園・久保酒造ほか)・・・道の駅「宇陀路大宇陀」===近鉄榛原駅前

レポート

実施日:2006年9月30日(土)

参加人数:68名

主人と二人での初参加。宇陀市の古い町並みを訪ねてきました。榛原の駅からバスで大宇陀へ。到着場所の道の駅には、産地直売の野菜やお 土産がいっぱい並んでいました。ここからボランティアガイドさんについて出発。お天気は良いし、絶好のウォーキング日和でした。中央公会堂で壁画「阿騎野の朝」を見て、阿騎野人麻呂公園へ。中を横切り阿紀神社まで歩く。道端には、赤つめ草があちこちで咲いていました。阿紀神社は神明造りの本殿と能舞台があって、能舞台では6月中旬に「あきの蛍能」が行われるそうです。能の最中に放たれるホタルの乱舞は見ものだとか。かぎろひの丘万葉公園で昼食。この公園は丘陵で眺めがとてもよくて、この地で柿本人麻呂が詠んだ秀歌の歌碑が立っていました。遠くに見える山並を見ながら、「阿騎野の朝」の情景を思い浮かべました。
午後は「黒門」で自由行動になり、主人と二人でマップを片手に歩きました。街道沿いの古い家々の前の川には、きれいな水が流れていて、水が豊富な町だなと思いました。薬の館を見学。森野旧薬園に入りました。小高い山の斜面にいろいろな薬草が栽培されていて、知っている花、初めて見る花、珍しい植物や木など、花好きの私にはとても楽しい場所でした。登ったり降りたりして、ひと汗かいたあと、おいしい葛きりをいただきました。冷たくて甘くて、ほっと一息つき、汗もひきました。通りに出て左右を見ながら歩いていると、前から来た小学生の男の子が「こんにちは」と声をかけてくれて、私たちも「こんにちは」と返し、二人で顔を見合わせ「あの子いい子やねえ」と思わず口をついて出ました。ほっこりといい気分になりました。仏隆寺や又兵衛桜も見たいし、また、出かけてみたいと思っています。楽しい一日でした。
 
歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載