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イベント

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デカンショとやすらぎの町篠山へ

夏の一夜をデカンショ踊りに興じませんか

募集内容

実施日
2006年8月15日(火)~16日(水)

行程

【1日目】
JR新大阪駅前(貸切バス)===達身寺===(昼食)===水分れ公園===柏原町散策(太鼓やぐら・柏原藩陣屋跡・歴史民俗資料館・木の根橋・八幡神社)===ユニトピアささやま(夕食)===デカンショ祭===ユニトピアささやま

【2日目】
篠山城跡・大書院・武家屋敷・安間家史料館・河原町妻入商家群・歴史美術館・春日神社(貸切バス)===(昼食)===陶の郷(陶芸体験・園内見学)===JR新大阪駅前

レポート

実施日:2006年8月15日(火)~16日(水)

参加人数:23名

新大阪駅前を出発し、丹波の正倉院といわれる達身寺へ。ボランティアの和田さんの説明に耳を傾ける。昼食はたっぷり一時間、スタッフの皆さんの心遣いで本当にやすらぐ。昼食後、加古川(太平洋側)と由良川(日本海側)の分水界・水分れ公園へ。左右に分かれる水の流れを見て人の運命を思う。
織田家の城下町、柏原町を倶楽部会員でもある桂ガイドの案内で散策する。太鼓やぐら、武家屋敷、陣屋跡などに興味深々。そして歴史民俗資料館へ。

雪のあと 二の字二の字の 下駄のあと(田 ステ)

国会議員の田英夫さんの先祖で歴代、政治家・実業家の家系で、城主織田氏が転封で丹波に来たときに田家に身を寄せていたという。
木の根橋の樹齢千年の大欅、織田神社、八幡神社と巡る。八幡神社は複合社殿としては、岡山の吉備津神社に次いで古く、十月の祭日には大勢のお参りでにぎわう。

あおばがくれの 三重の塔
ないてそらゆく ほととぎす(野口雨情)

宿舎で入浴、夕食後、デカンショ祭会場へ。総踊りでにわか連として檜舞台で存分に踊る。打ち上げ花火を見て、宿舎に帰ったのは21時30分であった。
二日目、篠山城跡の大書院で篠山市の畑中教育長から歓迎の挨拶を受ける。

城下町 静かに暮れて 月のぼる(教育長の自作)

文化施設、歴史的景観の多い町で文化庁から調査に入った。周囲が山の盆地で農作物が良くできる。篠山城は徳川家康の命令で築城の名手、藤堂高虎が設計をした。亀岡と姫路の道筋の要衝である。武家屋敷群、妻入商家群、歴史美術館、春日神社を見学し、昼食。「陶の里」の陶芸教室で秀作を作る。
充実した二日間であった。 

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載