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イベント

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街道の十字路・古市の原風景を巡る

募集内容

実施日
2006年5月13日(土)

行程

近鉄古市駅前・・・高屋城山古墳(伝安閑天皇陵)・・・銀屋跡・・・西琳寺・・・白鳥神社・・・誉田八幡宮・・・(昼食)・・・誉田御廟山古墳(伝応神天皇陵)・・・墓山古墳・・・翠鳥園遺跡・・・古市大溝・・・(休憩)・・・峰が塚古墳・・・前の山古墳(白鳥陵)・・・近鉄古市駅前

レポート

実施日:2006年5月13日(土)

参加人数:47名

朝から雨模様で気分が乗り切れない感じでしたが、いざ出発と決まってからは、元気に全員そろって歩き始めました。まずは高屋城山古墳(伝安閑天皇陵)へ。古市古墳群の前方後円墳の中では比較的新しいものとあります。次いで銀屋跡から西琳寺へ。添え柱の穴のある塔の心礎が印象に残りました。それから欽明天皇の殯陵があったとされる白鳥神社へと進み、誉田八幡宮へ参り、国宝の金銅透彫鞍金具と神輿を見学。だんじりが最初に動かされたのもこの神社と聞き、しみじみ眺めさせられました。 ここで昼食。ボリュームのある料理に腹一杯になり、美味しかったです。雨で冷え気味だった身体も調子がよくなりました。食後、今回のメインの探訪地、誉田御廟山古墳(伝応神天皇陵)へ。墳丘長四二五メートルで、伝仁徳天皇陵の四八六メートルに次いで日本で二番目の大きさの古墳です。墳丘体積では日本一の規模とのこと。今回は二度目の来訪でしたが、詳しい説明が参考になりました。次に訪れた墓山古墳は古墳群の中で最も古いとされ、五世紀ごろの造営。墳丘長は二二五メートル。翠鳥園遺跡へと進む。ここは石器工房の遺跡。それから古市大溝へ。雨で通路がだめで、途中でバランスを崩して転ぶというアクシデントもありましたが、休憩時に手当てして峰が塚古墳と前の山古墳白鳥陵へ向かいました。ともに日本武尊に関係のある伝承墓陵地です。最後まで雨にたたられた道行きでしたが、ボランティアガイドの方々の案内が懇切丁寧で、感謝の気持ちに一杯になりました。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載