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イベント

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くらわんか舟と枚方宿のまちを訪ねる

募集内容

実施日
2001年8月25日(土)~8月26日(日)

レポート

実施日:2001年8月25日(土)~8月26日(日)

参加人数:A~Cの3コースあわせて177名参加

8月26日、日曜日のCコースに参加。このコースは倶楽部会員と枚方市民からなる混成隊です。枚方文化観光協会のボランティアガイドの先導でまずは旧京街道へ。「枚方まつり」で混みあう街道を、意賀美神社・万年寺山古墳、府天然記念物の田中邸むくの木、森繁久弥生家前、塩熊商店(ここで小憩。くらわんか餅の試食と抹茶をいただく)、本陣跡、浄念寺前の枡形作りの道、鍵屋資料館、郵便屋の渡し跡碑のコースで散策しました。
この後はメインの舟下り。枚方大橋付近から乗船し、弁当をつつきながらガイドさんの軽妙かつ博識な案内と時折飛び出す歌に感歎と笑いをのせて、淀川新橋付近で折り返し約一時間、江戸の旅人になったつもりで淀川下りを楽しみました。市民参加者には、この時とばかり倶楽部のことを説明しておきました。結構興味を持っていただけたかと思います。
花火が前方に打上げられるのですが、船の屋根で見えにくく、かといって真横にすると流されるので、船頭さんが左右交互に舳先を変えて皆が花火を楽しめるようにしてくださいました。クライマックスで突然雨が降ってきたのは残念でしたが、「一万発の空中芸術・火の祭典」の斬新な花火を堪能しました。
ところでボランティアガイドの会は半年前に結成されたところだったとか。皆さん一生懸命に説明してくださいました。細い道を大勢の人が河川公園をめざして行くなかで、さぞかし緊張されたと思います。見送る安堵の笑顔が素晴らしかったと思いました。ろいろ教えていただくためにも再度訪れたいと思います。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載