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万葉の香り立ち匂う 吉宗ロマンのまち・和歌山

第6回歴史のまちウォークは、古くは徳川御三家のひとつ紀州藩五十五万石の城下町として栄え、今なお悠久のロマン漂うまち・和歌山市を訪ね、徳川家ゆかりの史跡を地元の“語り部”の説明を聞きながら歴史散策します。

募集内容

実施日
1997年5月24日(土)
主催
歴史街道倶楽部事務局
後援
和歌山県・和歌山市・和歌山市観光協会

行程

和歌山商工会議所・大ホール〈歴史講演会〉10:00~受付 10:30~11:30(約50分)・・・和歌山城(西の丸庭園・昼食~紅葉渓庭園~天守閣)・・・刺田比古神社・・・岡山の時鐘堂・・・報恩寺・・・日赤前バス停16:00頃解散===南海和歌山市駅、又はJR和歌山駅

※和歌山市語り部クラブの観光ガイドの説明を聞きながら散策します

レポート

実施日:1997年5月24日(土)

参加人数:86名

古くは徳川御三家の一つ、紀州55万5千石の城下町として栄えた和歌山の町を訪ねました。
午前中、高橋克伸先生の講演があり、「紀伊国名所図会」をスライドで見て、当時のなりわいと現在の景観と比較しながら、歴史的背景を学びました。
午後のウォークでは4班に分かれて、和歌山市語り部クラブのガイドを聞きながら、徳川ゆかりの史跡を散策することになりました。まず和歌山城に入ると、緑泥片岩といって、紀伊の青石で造られた石垣がありました。これは近江の国の穴太衆と呼ばれる石組集団によって造られた野面積という石組だそうです。
二の丸公園で昼食をとり、楽しい語らいのひとときを過ごした後は、天守閣、岡口門を経て、千年以上の歴史がある刺田比古神社に向かいました。ここでは厄年の子として生まれた八代将軍吉宗が、厄落としのために捨てられたのをこの神社の宮司さんが拾い、拾い親になったという面白いエピソードを聞きました。この後岡山の時鐘堂、紀州徳川家の菩提寺の報恩寺と約5キロの道をたどり、楽しく有意義な一日を過ごすことができました。お世話して下さったスタッフの皆様にお礼を申し上げます。