MENU
イベント

イベント

歴史街道時空の旅・メインルート古代史

伊勢を極める

募集内容

実施日
2006年1月13日(金)~14日(土)

行程

【1日目】
JR新大阪駅前(貸切バス)===伊勢===神宮会館(昼食)・内宮・おかげ横丁・おはらい町===外宮===二見・・・賓日館・・・松嶋館(宿泊)

【2日目】
夫婦岩自由見学・朝食(貸切バス)===御塩殿神社=御塩浜===神宮御園===栄野神社・・・民話の駅蘇民(昼食)・・・松下社===金剛證寺===JR新大阪駅前

レポート

実施日:2006年1月13日(金)~14日(土)

参加人数:15名

神宮会館で名物の伊勢うどんにお目見えの後、伊勢神宮を極める説明をいただいた。伊勢神宮は皇室の先祖神、天照大御神をまつる皇大神宮(内宮)と御饌を司り、産業を守護する豊受大御神をまつる豊受大神宮(外宮)だけではなく、十四の別宮、百九箇所の摂社、末社、所管社をあわせて百二十五社の総称ということを知った。
持統天皇四年(690)から二十年に一度おこなわれてきた式年遷宮は、この百二十五すべての社で順次おこなわれ、平成二十五年には第六十二回目を迎える。社殿、神宝、鳥居、別宮、橋、装束、調度品など一切のものを古式のままに一新する遷宮は、事物を清らかにあらためることのほかに、技術や文化の継承に必須のシステムでもある。今年は地元の方たちの神木運搬の奉仕「お木曳き」が予定されている。私たちも今回、賓日館でミニチュアお木曳き車つくりを体験、記念のお土産となった。
神宮の御饌は自給が原則で、御塩殿神社の堅塩つくりや、神宮御園の野菜つくりなどが知られている。今回、それぞれを見学し、興味尽きないお話をうかがった。神宮神田もバスから見学。栄野神社の湯立神事も見ることができ、この日に合わせた日程に感謝。金剛證寺参詣で片参りでない伊勢参りを締めくくることができたのもうれしかった。
終わりにエピソードを一つ。二見興玉神社を参拝して、蛙の小さなお守りをいただき財布に入れた。この財布を後日紛失、諦めていたが三週間後に無事かえってきた。ぜひ、またお礼参りがしたいと願っている。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載