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シルクロードの旅・ウズベキスタン8日間

募集内容

実施日
2003年10月31日(金)~11月7日(金)

レポート

実施日:2003年10月31日(金)~11月7日(金)

参加人数:14名

午後、関西空港発ウズベキスタン航空にて一路タシケントに向かう。機窓より偉大な天山山脈を見ることができて満足。入国手続きに二時間もかかり、20時過ぎにホテル着。翌11月1日は40人乗りの小型機でテルメズに飛んだ。テルメズ考古博物館を見学したあと、近くの民家での昼食となる。油の浮いたスープ、串ざしのシシカバブー、かたいナンなどである。トイレははるか離れた小さい小屋に一つ。午後はファヤズ・テパ遺跡の発掘現場見学。玄奘三蔵も見たという僧院の浴場らしい跡もあった。丘の上では軍隊が川向こうのアフガニスタン領をものものしく警備している。空の薬莢が散乱する砂漠を歩く。
2日。サマルカンドへバスで出発。ベンツの大型バスである。途中、チムールの故郷、シャフリサーブスを通り、アクサライ宮殿、チムール広場やモスク、チムールの墓を見て、夕方、450キロのドライブを終えてホテルに。3日。ビビ・ハヌム・モスク、サマルカンドの聖地シャー・ヒ・ジンダー廟、レギスタン広場の三つの神学校。グル・アミール廟、ウルグベク天文台、歴史博物館のあとはアフラーシャブの丘から360度の展望を楽しんだ。
前日まで当地では珍しく暑い日が続いたのに、4日は冷たい雨となる。キジルクム砂漠、ヌラタのカラカルガ峠を越えての450キロの道のりである。パオを持つモンゴリアンのテントで昼食。アイダルクル湖は神秘的な美しさを小雨の砂漠に展げていた。5日はブハラ市内観光。カリヤンミナレット、シルクロードのメインストリートのキャラバンサライ、サマニ廟、アルク城、四本柱のチャル・ミナル遺跡など。
6日。ブハラ発の小型機でタシケント着。日本人墓地に供花を捧げる。バザールで現地通貨スムを使い果たし、メトロに三駅乗る。韓国料理の夕食後、帰国の途に。月光と星空の下に広がる天山山脈に別れを告げ、成田から関空への途中、雲の上に頭を出した可愛い富士山に迎えられての帰国であった。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載