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歴史ものがたりセミナー

印ばん手と大阪「―橋本コレクション受贈記念― 文明開化のやきもの 印版手」への誘い

 明治維新。いわば国を挙げての構造改革が行われた時期、やきもの産業も大きな岐路に立たされました。瀬戸・美濃、有田などの陶業地においてはより大規模な生産を行い、工業化が進みます。そのころ、ヨーロッパのプリントウェアに影響を受けて焼かれはじめたのが印ばん手で、明治時代にはその製産が最盛期を迎えました。今回の講座では、明治期から昭和初期にかけて全国各地でさかんに生産された日常使いの器「印ばん手」の大阪での受容に注目していきます。

【講  師】中野朋子(大阪歴史博物館 学芸員)
       埼玉県生まれ。大阪市立博物館学芸員を経て大阪歴史博物館学芸員(現職)。
       「豪商の文化」や「輸出工芸」を中心に研究をすすめている。
       おもな論文:「臨幸記念 名家秘蔵品展覧会」の開催と鴻池家による秘蔵品の出品 (2014年)
              関西教育博覧会の開催と大阪の名家 (2018年)
             「陶画工」藪明山とその作品製作 ―銅版を活用した下絵転写技法に関する
              一試論―(2021年)
              藪明山と「精良薩摩陶器商 平瀬與一郎」(2022年) など

募集内容

実施日
2023年2月15日(水)10:00~11:30
集合場所
大阪歴史博物館 4階 第1研修室
(大阪市中央区大手前4丁目1番32号)
 Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅2号・9号出口すぐ
受付・集合
9:45
募集人数
40名様(先着順)
参加費用
歴史街道倶楽部会員 2,500円(税込)
       一般 3,000円(税込) 

※参加費用に大阪歴史博物館 常設展示観覧料も含まれています
共催
歴史街道推進協議会・大阪歴史博物館

申込方法

下記受付フォームに会員番号・氏名・ 電話番号・参加人数を記載の上、各イベント係までお申し込みください。
なお、満席の場合を除き、申込受付の返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
開催の2週間前を目途に当日のご案内、振込用紙を郵送いたします。

申込締切日

2023年2月8日 (水)

受付は終了いたしました