歴史街道倶楽部 イベント

歴史ものがたりセミナー 「雛をめぐる歴史と文化」      

【享保雛(江戸後期)】

【檜皮葺御殿飾り雛(大正11年)】

【 白木の勝手道具(明治末期)】

【桜の季節の外観】

  • 【享保雛(江戸後期)】

  • 【檜皮葺御殿飾り雛(大正11年)】

  • 【 白木の勝手道具(明治末期)】

  • 【桜の季節の外観】

 雛まつりの起源のひとつは、平安時代の貴族社会で日常的に行われていた少女たちの「ひゐな遊び」に求められますが、桃の節句にあわせて雛人形や雛道具を贈答したり、女性たちがそれらの人形で遊んだり、飾り付けたりするようになったのは江戸時代に入ってからのことです。
 講演会では、桃の節句と雛まつりの歴史をたどり、江戸時代から明治・大正時代に江戸(東京)や京阪の町家で飾られていた雛人形の特徴について、また、大都市部の影響を受けて日本各地に花開いたユニークな雛飾りについてお話しします。さらに開催中の特別展「雛まつり~まちの雛・ふるさとの雛~」の展示物についても、実物を取り出し、詳しく解説いたします。
 桃の節句文化の多様性を楽しく学べるセミナーです。

【講 師】 尾﨑 織女(日本玩具博物館 学芸員)
     1990年より日本玩具博物館学芸員として、35年にわたり、館内外での展覧会や
     講座企画に従事する。専門は桃の節句や七夕など、節句にまつわる人形と玩具。
     著書には、『ままごと』(文溪堂)、『日本と世界おもしろ玩具図鑑』
      (神戸新聞総合出版センター)、『世界の民芸玩具』(大福書林)、
      『中国民衆玩具』(大福書林)などがある。
     2021年、「姫路市芸術文化賞・奨励賞」、2024年、「兵庫県ともしびの賞」受賞。

       

募集内容

実施日 2026年3月3日(火)13:30~15:40
集合場所 日本玩具博物館 <住所:兵庫県姫路市香寺町中仁野671-3>

受付・集合 13:10
募集人数 15名様(先着順)
参加費用 歴史街道倶楽部会員 2,000円(税込)
       一般 2,500円(税込) 

※施設入館料が含まれています。
主催 歴史街道推進協議会

行程

13:30~15:40(13:10より受付)
13:30~14:30 講演会「雛をめぐる歴史と文化 」
14:40~15:40 展示解説会「まちの雛・ふるさとの雛」
※常設展「日本の近代玩具」や「世界の民族玩具」、その他の展示館は自由見学となります。


◆諸事情により内容が一部変更になることがあります。
◆イベント開催時に撮影した動画及び画像は、歴史街道推進協議会が利用する媒体全てに掲載することがありますので、ご了承ください。

申込方法

下記受付フォームに会員番号・氏名・ 電話番号・参加人数を記載の上、各イベント係までお申し込みください。
なお、満席の場合を除き、申込受付の返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
開催の2週間前を目途に当日のご案内、振込用紙を郵送いたします。

申込締切日

2026年3月1日 (日)

  • 会員番号をご入力下さい。一般の方は「一般」とご入力ください。

  • 上記内容で申し込む。

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