歴史街道倶楽部 イベント

歴史ものがたりセミナー 「近世日本のおもちゃの姿~江戸時代後期の玩具絵本や郷土玩具を通して~」(B日程)       

講 師: 尾崎 織女

【日本玩具博物館】

【江都二色と隠れ屏風 松風独楽】

【江都二色と疱瘡除けの赤いみみずく】

  • 講 師: 尾崎 織女

  • 【日本玩具博物館】

  • 【江都二色と隠れ屏風 松風独楽】

  • 【江都二色と疱瘡除けの赤いみみずく】

 庶民層に玩具文化が花開いたのは、近世も終わりに近づいた江戸時代後期のこと。身近な自然素材を利して、庶民が手作りした玩具の数々は、物語性のあるシンプルな仕掛けをもつものが多く、また、それぞれの玩具の形や色や音には、病魔を除け、持ち主の健康を守りたいという願いが込められていました。このセミナーでは、江戸の玩具絵本『江都二色』(安永2・1773年刊)に収録された当時の手遊びや、江戸時代から伝承される郷土玩具のなかに、近世庶民が愛したおもちゃの姿をたずねます。展示品に触れ、『江都二色』にも登場する江戸の人気玩具「隠れ屏風」を手づくりして、祖先が育んだ近世のおもちゃ文化に親しみましょう。

【講 師】
 尾﨑 織女(日本玩具博物館 学芸員)
 1990年より日本玩具博物館学芸員として、35年にわたり、館内外での展覧会や
 講座企画に従事する。専門は桃の節句や七夕など、節句にまつわる人形と玩具。
 著書には、『ままごと』(文溪堂)、『日本と世界おもしろ玩具図鑑』(神戸新聞総合出版センター)、
 『世界の民芸玩具』(大福書林)、『中国民衆玩具』(大福書林)などがある。
 2021年、「姫路市芸術文化賞・奨励賞」、2024年、「兵庫県ともしびの賞」受賞。

 このイベントは、10月16日(木)開催の(A日程)もございます。

10月16日(木)開催の(A日程)はこちら

募集内容

実施日 2025年10月18日(土)13:30~15:40
集合場所 日本玩具博物館 <住所:兵庫県姫路市香寺町中仁野671-3>
受付・集合 13:10
募集人数 15名様(先着順)
参加費用 歴史街道倶楽部会員 3,000円(税込)
       一般 3,500円(税込) 

※施設入館料、玩具作成キット材料の費用が含まれています
主催 歴史街道推進協議会

行程

13:30~15:40(13:10より受付)
13:30~14:30 常設展「日本の郷土玩具」と特別展「日本の節句飾り」を解説つきで見学
14:40~15:40 セミナー「近世日本のおもちゃの姿」
          ワークショップ『江都二色』の手遊び「隠れ屏風」を作る
※常設展「日本の近代玩具」や「世界の民族玩具」、その他の展示館は自由見学となります。

◆諸事情により内容が一部変更になることがあります。
◆イベント開催時に撮影した動画及び画像は、歴史街道推進協議会が利用する媒体全てに掲載することがありますので、ご了承ください。

申込方法

下記受付フォームに会員番号・氏名・ 電話番号・参加人数を記載の上、各イベント係までお申し込みください。
なお、満席の場合を除き、申込受付の返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
開催の2週間前を目途に当日のご案内、振込用紙を郵送いたします。

申込締切日

2025年10月16日 (木)

  • 会員番号をご入力下さい。一般の方は「一般」とご入力ください。

  • 上記内容で申し込む。

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