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イベント

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歴史街道ロマン語り部の旅

黄金の魚

講演会風景

講演会風景

真木嘉裕(歴史街道推進協議会事務局顧問)が古代から近代まで時代を追って語る“歴史街道ロマン語り部の旅”。詳細な資料を元に、登場人物のエピソードなども交え、わかりやすく紹介します。
本年度は『6つのアトラクティブス -ハワイと「源氏物語のまち」-』、『黄金の魚』、『栄光あれ 京都競馬場』と3つのテーマについて、歴史ロマンを語っていただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。

『黄金の魚』
八代将軍徳川吉宗は、地域産業の活性化のため、諸大名に特産品による殖産興業を奨励した。  特産品として、金魚に注目した大名があった。大和郡山15万石の藩主柳沢吉里である。吉里は藩士のなかに金魚を趣味として飼育しているものがいることを耳にした。そのころは、金銀に輝くこの魚を珊瑚樹魚といい大変な貴重品。 吉里は藩士とともに、金魚の大量養殖と新種開発に乗り出した。この大名商法、果たして成功するか、どうか。

募集内容

実施日
2010年7月7日(火)
受付・集合
受付時間=13時30分  開演時間=14時00分
募集人数
200名(先着順、会員の同伴も受付します)
開催場所(会場)
大阪府立国際会議場会議室
参加費用
3回講演で3,000円(同伴者は3,600円)
主催
歴史街道推進協議会

レポート

実施日:2010年7月7日(火)

参加人数:122名

・大和郡山城と周辺の城の歴史的背景がわかりました。柳沢吉里の地場産業殖産によるまちづくり、浪人武士の雇用は現在も見習うべきと思う。
・郡山の金魚は江戸時代からのまちおこしだった。明治の変革期を経て現在も続いているのは、先見の明があったのだろう。
・赤穂浪士の唯一の生存者、寺坂吉右衛門が晩年の安住の地を大和郡山に求めたことが、今まで疑問でしたが、お話を聞いて納得しました。