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歴史ものがたりセミナー

壬申の乱 ~大友皇子の軌跡 近江朝廷の放ったひとすじの光~

 西暦672年6月26日、天智天皇が崩御して、まだ一年も経たぬ折…、大友皇子を主軸に据え、政(まつりごと)を行っていた近江朝廷に衝撃が走ります。吉野で隠棲していた大海人皇子(後の天武天皇)が、伊賀の山中を抜けて東国(当時は伊勢以東)入りしたとの報せが入ったのです!同29日には古都飛鳥で大伴吹負(ふけひ)が大海人皇子に呼応して挙兵。これが2か月にわたる日本古代史上最大の争乱、「壬申の乱」の始まりでした。不破関(岐阜県関ケ原)に陣営を構え、東国の兵を集め、着々と戦闘の準備を整える大海人皇子、大和を制圧し近江大津京に兵を差し向けんと目論む吹負。大友皇子は苦境に立たされます。
 そもそも、大友皇子にとって大海人皇子は、父・天智天皇の弟、妻・十市皇女(とおちのひめみこ)の父。つまり、叔父であり養父でもあったのです。その肉親と雌雄を決するという残酷な宿命を前に、激しく揺れ動いたであろう、弱冠24歳の大友皇子の胸中が慮られます。
 『日本書紀』(720年成立)の巻第二十八は、壬申の乱の経過の記述に一巻を費やしており、「壬申紀」と呼び習わされています。「壬申紀」において、大友皇子たちは、概ね大海人皇子に相対する敵として描かれました。しかし、編者は潰え去っていった敗者への心配りも忘れませんでした。大友皇子たちの辿った軌跡――、そこから放たれる一条(ひとすじ)の光に、静かに目を凝らしましょう。

■■講師:岡田高志氏プロフィール■■
1987年、大阪府生まれ。大阪市立大学都市文化研究センター研究員、文学修士。
専攻は『古事記』『日本書紀』『万葉集』を中心とした日本の古代文学。

募集内容

実施日
8月2日(日)10時~11時30分
集合場所
大阪大学中之島センター 佐治敬三メモリアルホール
(京阪中之島線 「中之島」駅より徒歩約5分)
受付・集合
10時
募集人数
48名様(先着順)
※セミナー会場は、新型コロナウイルス感染防止のため、収容定員の35%以下の人数で使用します。
参加費用
お一人様 歴史街道倶楽部会員2,000円(税込) 一般2,500円 (税込)
(会場までの交通費ほか、個人的な費用は含みません)
主催
歴史街道推進協議会
講師
岡田 高志氏(大阪市立大学都市文化研究センター研究員)

申込方法

ハガキまたはFAX、メールに会員番号、氏名、電話番号を明記の上、
歴史街道倶楽部 「壬申の乱」係
までお申込みください。

※一般の方は、住所もご記入ください。

住 所: 〒530-0005 大阪市北区中之島2-2-2 大阪中之島ビル7階
FAX: 06-6223-7234

メール: club-info@rekishikaido.gr.jp

申込締切日

2020年7月17日 (金)