国際交流に関心のある留学生の皆様  
 

関西で学ばれる留学生の皆さんは、日本の文化に触れることで、より深く日本の歴史・文化的背景を知ることができます。また、お互いの国の文化を知り、その違いを理解し、尊重することで、スムーズに意志の疎通を図ることができます。
このブログラムでは、地元の高校生と一緒に、日本文化を体感し、お互いの思いを共有するものです。地元で大切に守り伝えられてきた貴重な文化財を訪ね、日本文化について一緒に考えましょう。

実施日:2023年10月28日(土) /事前講義はオンデマンドで視聴
集 合:
南海本線「難波駅」 中央改札前  8時45分 
    または、「岸和田駅」中央改札前 9時30分

【行 程】
 ※事前講義(申込後、URLをお知らせします)1023日〜27日の間に視聴
 ※現地 10月28日(土)     
  10:00 だんじり会館
  10:00〜10:15 挨拶・オリエンテーション       
  10:15〜14:30
    ※2班(留学生、高校生混合)に分かれてガイドの案内で現地見学スタート
    岸和田城やだんじり会館など岸和田のまちを散策します(途中・昼食 お弁当を用意します) 
  14:30〜16:30 振り返りワークショップ        
  ※高校生と留学生が一緒に、臨地で学び感じたことをもとに「岸和田のまちの魅力」
    について意見交換し、発表します。
  ※プログラムは原則日本語でおこないます。必要に応じ、英語のフォローがはいります。
 
 

注意:感染症拡大防止のため、参加者の方はご自身の体調管理にお気をつけください。    

<対 象>関西に在住する留学生(大学生・大学院生・専門学校生等)

<定 員>15 名(申込先着順)

<参加費>無料

<持ち物>デジタルカメラまたはスマー卜フォン、筆記用具

<申 込>参加者の名前、学年、学校名、連絡先住所、メールアドレス・FAXまたは電話番号、
     希望の集合場所(難波駅または岸和田駅)
を明記の上、メールでお申込みください。

<締 切>10月18日(水) 申込先 〒530 - 0005 大阪市北区中之島2 - 2 - 2

      大阪中之島ビル7 階歴史街道推進協議会「日本文化体感P」係

        E-mail  r-kaido@rekishikaido.gr.jp

 
 
  岸和田城

1334年、楠木正成の一族・和田高家が「岸」と呼ばれていたこの地域に城を築いて本拠地とし、岸の和田氏と呼ばれたことから、岸和田の地名が起ったといわれています。
天守閣は1827年に落雷で焼失、明治維新期には櫓・門など城郭施設を自ら破壊したため、近世以前の構造物は堀と石垣以外は残存していないということです。再建された天守閣の内部は郷土資料展示室となっています。
 
  だんじり会館

一年中、いつでも祭りの雰囲気を楽しむことのできます。館内のイベント広場では実物のだんじりと27面のマルチスクリーンによる映像で祭が迫力満点に再現しています。1841年に製作され、幕末から平成まで実際に町内を曳航されていた旧紙屋町のだんじりも展示されています。また、市内を通る紀州街道の古い町並みが再現されたコーナーや、祭の花形である大工方の気分を味わえる体験コーナーなど多角的に「だんじり」の魅力を体験できます。
  五風荘

旧岸和田城内の新御茶屋跡などに昭和4年から10カ年の歳月を要し、造営され五風荘た広壮な回遊式日本庭園。
正門は奈良東大寺塔頭中性院表門を移築したもので、岸和田にゆかりの深い楠木氏の「楠」の字をもじって「南木門」と称されています。
3千坪の敷地には日本建築の粋をこらした主屋と庭園を見渡せる三つの茶室があります。