親子参加型プログラム レポート

概要

史跡日根荘遺跡で米作り体験

 今回、泉佐野教育委員会との共催により普段体験することが出来ない米作り体験を行いました。  平成25年10月17日に大阪府内で初の重要文化的景観に選定された日根荘(ひねのしょう)大木(おおぎ)の農村景観。その大木地区での貴重な体験を通じて、歴史を学び、その地域を知って、好きになっていただくことを目的として企画しました。

レポート

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 当日は快晴により絶好の田植え日和、早くからこの日に決めていたのですが正直、開催日が近づくにつれ、お天気大丈夫かな~!と心配しました。  本来ならば6月中旬といえば梅雨入りされている時期です。でも今年は梅雨入りしてからもお天気が続いています。 多分、皆さんの日頃の行いが良かったからでしょうか?  さあ開会の時間になりました。開会に先立ちまして泉佐野教育委員会文化財担当理事さまと大木まちづくり協議会会長さまにご挨拶をいただきました。  教育委員会文化財担当理事からは日根荘遺跡についての案内、大木まちづくり協議会会長からは日根荘のお米を食べれば他のお米は食べれなくなるほどの美味しいお米を、秋に沢山お送りしていただく等の楽しい内容盛りだくさんの歓迎のお話しでした。

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 その後、集合場所の大木小学校から田植え会場「長福寺跡」へ徒歩で移動します。約15分の道程、山に囲まれた「大木」の自然豊かな風景に皆さん満足していただいたようです。  現地では地元の「大木まちづくり協議会」の方々が水田を用意してスタンバイしてくださっていました。 到着後早速田植え作業についての説明です。手植えでの苗の扱い方から植え方までを親切丁寧に教えていただきました。   さあ実践開始!でもなぜか最初は皆さんためらっています。素足で田んぼに入るのにかなり勇気がいるようです。今回「テレビ岸和田」の取材があり、レポーターのお姉さんも恐る恐るチャレンジしていました。これを見て皆一斉に素足で田に入りました。「わあ!ぬるぬるする!」との声が聞こえました。  横一列に並んで苗を植えます。田んぼの両端から等間隔で印が付いた田植え縄が張られ、その印を目印に植えていきます。ちなみに一植えに苗5本位とのご指導でしたが、苗のかたまりから5本位を外すのがなかなか難しく、皆さん苦労されているようでした。田んぼの半分位まできました。もうここまでくれば皆さん手慣れたようです!ここで会長さんから「もうそろそろ休憩しよか!」との呼びかけが有り休憩することになりました。  用水路付近で子どたちが集まって何かしています。  様子を伺うとカエルを見つけて捕まえて遊んでいます。今の子どもたちにとっては珍しいのでしょうか?  しかしこちらのお嬢ちゃん手で持っても平気なんですね。

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 お昼からは教育委員会の職員による史跡散策です。まず最初は、田植えを行った長福寺跡についての説明からスタートです。教育委員会が作られたテキストはスタンプラリーとなっており、この長福寺跡を含めて4か所のスタンプが用意されているようです。  日根荘の中心を流れる樫井川を渡り、道なりに進み突き当りを右に曲がります。この右折後の道は貝塚の水間から続く「水間道」と呼ばれています。その「水間道」の一部で、この風景の場所が大木地区で一番長い直線の道との説明がありました。  今度は山の上に見えていたお寺を目指し長い階段を登ります。その先にあるのは禅徳寺です。綺麗に整備された境内に佇む立派なお寺です。丁度この時本堂の奥からお経が聞こえてきました。  高台から下に降りて大木地区の集落の中を歩きます。昔ながらの日本家屋が建ち並んでおり、茅葺きの建造物や、この一帯で多くみられる「しころ葺き」などの説明が有りました。  そして史跡散策のゴール、大木小学校へ戻ってきました。この学校は木造校舎が特徴的であり、大木地区の歴史や自然環境を活かした地域学習に力を入れているそうです。子どもたちにもこの立派な学校が気に入られたようで、「ここがいい!」とお褒めの叫び?が聞こえました。また大人の方々は木をふんだんに使った建物の細部まで見て、「こんな所まで木でできている」と感心された声も聞こえました。  

日本文化体感プログラム
飛鳥~奈良~京都連携事業