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シルクロードの旅・トルコハイライト8日

募集内容

実施日
2004年10月26日(火)~11月2日(火)

レポート

実施日:2004年10月26日(火)~11月2日(火)

参加人数:14名

小雨降る成田空港から、十四時間のフライトでイスタンブールへ。国内航空に乗り継ぎイズミールへ深夜到着。二日目は、古代イオニア遺跡エフェソスを見学。大理石をふんだんに使用した宮殿、石像、今日でも使用できそうな公衆便所、円型大劇場を見学し、世界遺産パムッカレへ。「綿の城」という意味の温泉保養地。広大な石灰棚に湯が流れ、白い岩々が夕日に映え絶景。
三日目は、古代共同墓地ヒエラポリス遺跡を見学し、カッパドキアまで長距離ドライブ。途中、綿畑、リンゴ林、甜菜畑が広々と続く。エイディル湖畔で昼食。町は独立記念パレードの準備中だった。翌日は朝から雨風模様。しかし、カイマクル地下都市の見学には影響なし。岩窟住居、三姉妹の岩、岩窟教会が林立するギョレメ野外博物館、きのこ岩、らくだ岩など大奇岩の不思議な景観に圧倒される。
五日目は、昨日とはうって変わった上天気。カッパドキアに別れを告げ、一路首都アンカラへ。途中、アーズカラハン隊商宿を見学し、塩の湖トウズ湖に到着。琵琶湖の二倍はあるとのこと。連休で大混雑のアンカラでは、初代大統領ケマルアタチュルク廟を経て、アナトリア文明博物館見学。金銀細工が見事でした。国内航空でイスタンブールに向かい、日本料理の夕食をすませホテルへ。
六日目は、ヨーロッパとアジアの架け橋イスタンブール市内観光。ブルーモスクのステンドグラスや絨毯の模様、アヤ・ソフィヤ博物館の大ドームなどが印象的。地下宮殿では古代の地下貯水池やメドゥーサの首を見て、オスマン朝支配者の居城トプカプ宮殿へ。宝物館にはモーゼの杖が展示されていた。ガラタ塔から夕陽を見ようと急行、十階まで登り一汗。夜はキャラバンサライでベリーダンスと民族舞踊を鑑賞しながら夕食。最終日はヨーロッパとアジアの両岸を眺めるボスポラス海峡クルージングを満喫。グランドバザールで現地通貨をはき出し、全員無事に空港へ。往復とも機内には空席があり、比較的楽な旅ができてなによりでした。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載