日本文化体感プログラム  
                                                                       
日本文化体感プログラム  
 
 日本のこころを学び、世界を舞台に活躍できる人材を育成する「日本文化体感プログラム」。独立行政法人国際協力機構(JICA)が招待する途上国から訪日された研修員を対象にしたプログラム、2月は9本を実施し、日本文化に関する講義の後、奈良や京都を訪れ、歴史の現場で日本の文化に触れていただきました。
 
    
【ヤンゴン外国語大学からの学生を受け入れ】 
 2月12日、13日、松下幸之助記念財団に協力し、ミャンマーのヤンゴン外国語大学からの大学生に日本文化体感プログラムを提供しました。
 学生6名は、大学で日本語を専攻、日本の歴史文化についても学ばれています。将来は日本の企業への就職や日本との交流を希望する学生の方々です。初めての日本ということで、京都は金閣寺、清水寺、伏見稲荷大社と駆け足で見学。色々なことに興味をもって熱心にガイドの方の説明を聞いていました。
 2日目は奈良へ。大陸からの文化を受け入れた奈良時代の都、平城宮跡歴史公園から東大寺へ。日本文化が醸成された京都との違いを感じていただきました。
 
  
   
【関西で活躍する全国通訳案内士スキルアップ研修・主催:関西観光本部】
 2月20日、昨年度に続き、関西で活躍する通訳案内士の方を対象に、「日本文化の伝え方」と題して講義(講師・日本文化体感プログラム担当 森田部長)をおこないました。
 日本文化の特質、伝えるためのキーワードなどを、外国の方々との交流の中で体験したエピソードを交えて解説しました。
 
 
  
 
  【関西観光本部のご協力で日本文化体感プログラムをPR】
 2月26日、27日、大阪国際会議場で開催された「関西インバウンド交流会」に出展し、日本文化体感プログラムのPRをおこないました。
 交流会には、インバウンドを扱う旅行社をはじめ、関連する事業者、通訳案内士などが参加され、協議会のブースにも多くの方がこられ、情報交換を行いました。 この機会を今後のプログラム展開に活かしていきます。
 
   
 

日本文化体感プログラムとは
 プログラムの目的は、日本人や海外からの研修員を問わず、日本の歴史文化の素晴らしさを体感し、グローバルに活躍する人たちに必要な基礎知識を学んでもらうことにあります。
 プログラムの特徴は、「座学」(歴史街道オリジナルテキストで日本の歴史文化の知識を学ぶ)と「現地」(座学の知識を踏まえ、実際に歴史の現場で体感する)を組み合わせ、豊かな本物の歴史に触れ、日本の文化を肌で感じていただくことです。