スタッフのレポート:「親子で楽しむ宇治茶の日」家族体験リポート      by Asada    
「親子で楽しむ宇治茶の日」家族体験リポート
 錦秋の11月3日、宇治に黄色と黄緑のTシャツに身を包んだ大勢の大学生たちがあらわれました。その名も“宇治☆茶レンジャー”。
 彼らは京都文教大学主催の地域連携学生プロジェクトのメンバーで、「お茶の魅力や楽しさを親子で知ってもらおう」というテーマに取り組んできました。
 歴史街道は企画協力という形で参画。メンバーたちと一緒に何度かイベント全体の方向付けや広報に関して話しあってきました。
 イベントの実際のところは体験しなくちゃ分からないというわけで、私も家族連れで参加。
 当日のイベントは大きく分けて「本格玉露・茶香服体験」と「宇治茶スタンプラリー」の2つ。
 
宇治 ☆茶レンジャーのみなさん 玉露の楽しみ方を日本茶インストラクターに教わる 
①「本格玉露・茶香服体験」
 宇治茶道場「匠の館」に集合した私たちは茶レンジャーのメンバーから玉露の育て方や名前の謂れの説明を聞いた後、自らで玉露を淹れます。
 日本茶インストラクターさんのサポートを受けながら淹れる玉露は甘みとうまみが抜群。コツは40~50度ぐらいの低い温度でうまみをじっくり引き出すこと。インストラクターさんによると、10歳ぐらいにならないと玉露の本当のうまみはわからないそうで、小さな子どもたちの中には「苦い」と顔をしかめちゃう子もいましたが、「おいしい」と飲み干す子どもたちも。三煎、四煎と重ねるほどに変わる味わいに大人は一様に大満足。最後はお楽しみということで、急須の茶葉をポン酢で直接食べることに。やわらかく苦味も少ない茶葉は子どもたちにも好評。カテキンをたっぷり摂取した参加者はきっと風邪をひくこともないでしょう。
うまみたっぷりの玉露 茶葉はポン酢でいただきます
 「匠の館」から宇治川沿いに歩き、「宇治市観光センター」へ。こちらで茶香服体験をします。茶香服とは、簡単に言うとお茶の種類当てゲーム。南北朝時代からの伝統ある遊びだそうです。
 今回は、玉露・てん茶・煎茶・雁がね・玄米茶でチャレンジ。それぞれのお茶の特徴を聞いた後、乾燥した茶葉をじっくり観察します。そしてまずは順番通りに飲み、色合いや味を覚えます。そしていよいよ本番となるわけですが、これが思った以上に難しい。日ごろの雑な性格が災いしてか、惨敗。
実際の茶の木を見てお勉強 茶葉の香りや特徴をチェック!
 茶香服の世界では全問正解を「皆点」というそうですが、なかなか難しいものです。
 最後に、親子写真の入った認定証を授与され、解散。お土産も手作りのグッズや茶葉などいただき、お茶の世界を満喫できました。子どもたちも口々に「面白かった」、「難しかった」と感想を言い合っていました。そして何より親子でわいわい楽しめる良いイベントでした。
さぁ、味わってみましょう 認定書とお土産を貰いました
②「宇治茶スタンプラリー」
 宇治茶スタンプラリーは10か所をめぐるスタンプラリー。この日は宇治十帖スタンプラリーの最終日ということもあり、大勢の方が2種類のスタンプ台紙を持って散策しています。こちらのスタンプラリーはお茶にまつわるスポットでお茶クイズに答えるという趣向。
 各スポットでは周辺の施設と連動したクイズになっているなど、回遊性を持たせるとともに、お茶の歴史文化に触れる工夫がされています。子どもでも理解できる内容のクイズ、フレンドリーなスタッフのもてなし、芝居仕立てのクイズなど親子で楽しめる要素が盛りだくさん。あちらこちらでお茶の香りがする宇治の街を歩き、茶畑見学もし、たっぷりお茶も味わって(茶団子やお茶パン、抹茶アイスも満喫)大満足の一日でした。
スタンプポイントの風景 演劇で宇治茶クイズ
 身近な「お茶」という素材の奥深さ、楽しみ方を多くの人に伝えることにチャレンジした"宇治☆茶レンジャー”の皆さん、ありがとうございました。