町並みを再生し、活用を図るためには、まちづくり団体などの支援が必要不可欠で、町家の所有者と使用者とを結び、町並みに配慮した生活感ある町家を増やしていくことだと思います。そのためには、文化財的修理のあり方を見直す必要があります。つまり、文化財を支えてきた維持・管理システムや人材育成が重要で、今井町独自の再生のガイドラインを作っていくことも必要だと思います。 また、関空から1時間という地の利を活かし、外国の人が1〜2週間町家で滞在する「ショートステイ」なども考えています。見るだけの観光ではなく町家暮らしを通して、日本の歴史・文化を体験し、深く味わってもらえると思います。 (執筆)今井町町並み保存会 米村博昭