紅殻(べんがら[弁柄])は酸化鉄を原料にしており、かつてインドのベンガル地方に産したことでこの名がついたといわれており、塗装には、赤い紅殻に松炭を柿渋で溶いて刷毛で塗り、さらに乾燥してから乾いた布に乾性油つけて拭き込むと艶が出て、防水と防腐に優れています。 また焼杉板は、昔から日本家屋の外壁材として珍重され、杉板の表面をバーナーで炙って炭化させる事により腐食するのを緩和し、非常に丈夫な外壁材になります。 先人の知識とそれを守る人のすばらしさに感動です。